ミミック
メキシコ出身のギレルモ・デル・トロ監督による、異色のクリーチャー・ホラー。虫が苦手な人には悪夢のような映画ですが、映像が良いせいか宗教的な味付けのおかげか、同ジャンルの作品の中では突出している印象です。いわゆる「エイリアンもの」の流れに沿う作品。物語の発端が独特なうえ、キャラクターごとの動機付けも確かなので非常に新鮮でした。見た目より精神的にグロテスクな描写も良い。クリーチャーデザインとか、ニューヨーク地下の描写などにもセンスを感じます。ただ前半に期待させる要素が多いだけに、後半ありきたりな内容になってしまったのが残念。カメラワークなどは巧みで、なかなか怖がらせてくれるんですが……。
地味に豪華なキャストも見物。ノーマン・リーダスとかF・マーレイ・エイブラハムとか、なんで出演してるんだろう。あとオトコノコも可愛いし、実はキャラ萌え映画として観ても楽しめるのかもしれません。それにしては怖すぎますが。
監督:ギレルモ・デル・トロ
出演:ミラ・ソルヴィノ、ジェレミー・ノーサム、ジャンカルロ・ジャンニーニ、F・マーレイ・エイブラハム、ノーマン・リーダス

20051114 | レビュー(評価別) > ★★ | - | -

J=P・ジュネ監督による、人気SFホラー(という呼称は本来不適切だけど)シリーズの第4作目。今回、盟友キャロは「繊細すぎるため」デザイン面のみの参加ということですが、相変わらずのダークでどこかユーモアのある世界観は健在。ただ「エイリアン」との食い合わせは微妙でした。
ドイツのトム・ティクヴァ監督による、パラドクシカルで爽快なサスペンス。主人公の行動によって変化した3つの異なるラストを次々と見せるアイデア勝負の作品で、この手の話に期待する全てを成し遂げつつテンポ良く楽しめる秀作でした。
ティム・バートンによるストップモーション・アニメの3作目(監督としてのクレジットは初)。ロシアの民話を原案にしているようで、ストーリーは独特で楽しめますが「それ以上の何か」が感じられなかったかなと。
1960年の話題作「オーシャンと十一人の仲間」をスティーヴン・ソダーバーグ監督がリメイク。オリジナルに負けず劣らずの豪華キャストで制作された中身ゼロのスター映画で、そこそこ楽しめました。
鬼才という言葉がいやに似合うテリー・ギリアム監督が、クリス・マルケルの「