ラン・ローラ・ラン

俳優陣の演技や、軸となるストーリーに特筆すべき所はないんですが、分かりやすい展開や、飽きさせないカメラワークできちんとエンタテイメントになっていました。これは監督(脚本・音楽も兼ねる)のセンスが良いということでしょう。ローラが「存在したこと」で他の人々の未来もまた変わっていく部分の表現が秀逸。ただ、後半の展開が全体的に予想通りなのが残念。カメラワークなどに気を遣っているだけに、アイデアの練り込みにももう少し頑張って欲しかったかなと。
「繰り返し」の手法をここまであからさまで、かつ効果的に見せた映画は珍しいのでは。カリスマ的な魅力はありませんが、このアイデアでエンタテイメントになっているという点は良かったと思います。

監督:トム・ティクヴァ
出演:フランカ・ポテンテ、モーリッツ・ブライブトロイ

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