ロスト・イン・ラ・マンチャ

ギリアム監督が最高のヒーローだと語るドン・キホーテを題材にしたブラックコメディ映画は、ファンならずとも見たいと思わせるような夢にあふれた企画で、これは所々で挿入される”撮影済みのシーン”からもひしひしと伝わってきます。しかし様々なアクシデントが襲い掛かり、映画は製作中止。これが絵に描いたようにひどい話で、ひどすぎるあまり笑ってしまうほど。奇しくもこのギリアム監督の無謀とも思える行動自体がドン・キホーテという英雄の姿と重なって見えるところが、最高に悲しいところです。
映画の評価とは全く関係ないんですが、ジョニー・デップの普段着が格好良かった! 映画の完成を願っていますが、キャストは集め直すことになるのかなあ……。でも監督自身も諦めたわけではないようなので、辛抱強く待ちましょう。

監督:キース・フルトン、ルイス・ペペ
出演:テリー・ギリアム、ジョニー・デップ、ジャン・ロシュフォール

20051218 | レビュー(評価別) > ★★ | - | -