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ニック・オブ・タイム

 ジョン・バダム監督、ジョニー・デップ主演によるサスペンス・アクションの小品。小気味良い展開と、ほぼ現実の時間通りに進行する駆け引きが巧妙で楽しめました。

 全体に地味なのが好みです。要所要所での都合のいい展開とか、最後の終わり方はイマイチ納得がいかないものの、良くできた娯楽作だと思いました。何より主人公がどんどん追いつめられていく様が克明に描かれるので、感情移入できればかなりの緊張感が楽しめます。
 眼鏡をかけたジョニー・デップがやけに「お父さん」らしくて妙。クリストファー・ウォーケンも、いつもの迫力に欠けるような。でも他の映画では見せない表情なので、ファンなら要チェックです。気楽に見ることが出来れば、充分面白い映画なのでは。

監督:ジョン・バダム
出演:ジョニー・デップ、クリストファー・ウォーケン
20051011 | レビュー(評価別) > ★★ | comments (4) | trackbacks (1)
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Comments

なぜか劇場見てしまいましたw
内容や映像は全然覚えてないのに、
「ハラハラ」した感情だけは漠然と記憶されている
不思議な作品ですね。
最近見た中では「フォンブース」がテンション似てました。
kam :: 20051018 18:53
 この映画、緊張感はありますよね。決して悪い映画じゃないし、それどころか充分楽しめるんですが、どこが面白かったかと聞かれると答えに窮する、確かに「不思議な映画」です。
 僕はこのレベルなら映画館で観てもいいなー、と。同じノリなら、ここでもレビューした「バッドデイズ」あたりがオススメですよ。

 「フォーン・ブース」は気になっていたんですが未見です。ジョエル・シューマカー監督も、娯楽系サスペンスは得意ですよね〜。
kentaro :: 20051019 4:38
ニック・オブ・タイムでトラックバックさせて頂きました。時間と言う観点では珍しい映画で、ある程度楽しめますが、ストーリーがもう一つでしたね。ジョニーデップ、クリストファーウォーケン両者の良さがあまり出ておらず、残念でした。私も映画館で見ましたが、金損したと言う感じはありませんでした。フェアゲームとかスペシャリスト等は金損した!って感じでした。
リョウ :: 20051123 17:10
 トラックバック有り難うございます。個性的な俳優を使っているんだから、欲を言えば……というのはありますよね。ただ、そういうのは他の映画でいくらでも見られるので、色々実験してみようという心意気だったのかなと。好意的すぎるかもしれませんが。
 少なくともジョニー・デップがベタな眼鏡サラリーマンというのが、デップ好きには堪らないと思いますよ(笑)
kentaro :: 20051125 6:16

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ニック・オブ・タイム :: この映画、見た?(20051123 16:42)
今日はニック・オブ・タイムと言う映画。1995年(平成7年)。映画館は梅田ピカデリー劇場。日付は不明。評価は星2つ。作りは斬新で良かったが、全体的にはまあまあの映画であった。ストーリーは、娘リンを誘拐された税理士ワトソンが、女性州知事グラントを殺さなければ娘を殺