奇人たちの晩餐会

「メルシィ!人生」のときにも感じたことですが、大きな波はないもののひたすら笑えるシナリオが凄い。バカを笑いものにする晩餐会というアイデアも皮肉タップリなうえ、その晩餐会に否応なく参加させたくなるほどのバカをきちんと表現出来ています。さるげなくホロリとさせるシーンや、気持ちの良い大オチまであるのには感服しました。コメディの基本が出来ています。スケールの大きい話ではないので劇場向けかというと疑問ですが、これだけのシナリオを見せられると文句は言えないですね。
俳優ではジャック・ヴィルレ(ピニョン役)とダニエル・プレヴォー(査察官役)の二人が見事なコメディアンぶりを発揮していて、セザール賞の受賞も納得。それにティエリー・レルミットがまた格好いいんですが、今回は翻弄されっぱなしでオイシイ役回りでした。この人見たさに観た映画でもあったので、大満足です。

監督:フランシス・ヴェベール
出演:ジャック・ヴィルレ、ティエリー・レルミット、アレクサンドラ・ヴァンダヌート、カトリーヌ・フロ、ダニエル・プレヴォー、フランシス・ユステール

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