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モーターサイクル・ダイアリーズ

 革命家チェ・ゲバラの、その活動とは全く趣の異なる青年時代の旅を描いたロードムービー。ゲバラ本人の著作と、一緒に旅をした友人アルベルト・グラナードの著作を下敷きに、実際に南米を旅しながら撮影された映像は、説得力があって色々と考えさせられます。

 主演のガエル・ガルシア・ベルナルが、一層大人になった演技で主人公を熱演しています。何かを見つめるときの視線が凄い。その他の登場人物にも存在感があり、市民一人一人の言葉には演技と思えない重さがありました。感情豊かな南米の景色も魅力の一つ。この国々は、50年の間になにも変わっていないのかもしれません…。
 それにしても最後のカットはずるい。ああいうことをされると、さすがにジーンときてしまいます。でも純粋にロードムービーとしても良くできていたのでは。観る前にゲバラの映画であるということは一回忘れて、観終わってから思い出すと映画の価値が一段と上がると思います。

監督:ウォルター・サレス
出演:ガエル・ガルシア・ベルナル、ロドリゴ・デ・ラ・セルナ
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20050916 | レビュー(評価別) > ★★★ | comments (0) | trackbacks (0)
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