ギャラクシー・クエスト
ドリーム・ワークスの設立初期に制作されたSFナンセンスコメディ。公開当時はあまりの地味さにノーマークでしたが、観てみたらかなり凄い、というか観ていなかったことを後悔しました。
とにかく笑いのセンスが濃すぎなくて、そのくせ常にチクチクと細かいところを攻められるような気の利いた脚本がたまりません。登場人物全員が分かりやすいジレンマを抱えていて、それを観客に端的に伝えたあとは、あまり執着せずに人物の魅力と小ネタで畳み掛けているのが良かった。プロット自体はありきたりな正統派ドラマなんですが、そういった作りこみの良さと小ネタの楽しさで、ついつい感情移入してしまいました。
役者では、何と言ってもアラン・リックマンの演じるドクター・ラザラスが最高! コメディも出来る人だとは知っていましたが、まさかここまで開き直るとは。ミッシー・パイル演じる女性エイリアンの不気味な笑顔も記憶に残ること請け合いです。
惜しむらくは、この映画のパクり元である「スター・トレック」を僕が全く知らないこと。知らなくても十分楽しめる映画だとは思いますが、知っていればもっと楽しめたかなと。ともあれSF映画ファンなら必見の一本です。
監督:ディーン・パリソット
出演:ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン、トニー・シャローブ、ダリル・ミッチェル
とにかく笑いのセンスが濃すぎなくて、そのくせ常にチクチクと細かいところを攻められるような気の利いた脚本がたまりません。登場人物全員が分かりやすいジレンマを抱えていて、それを観客に端的に伝えたあとは、あまり執着せずに人物の魅力と小ネタで畳み掛けているのが良かった。プロット自体はありきたりな正統派ドラマなんですが、そういった作りこみの良さと小ネタの楽しさで、ついつい感情移入してしまいました。
役者では、何と言ってもアラン・リックマンの演じるドクター・ラザラスが最高! コメディも出来る人だとは知っていましたが、まさかここまで開き直るとは。ミッシー・パイル演じる女性エイリアンの不気味な笑顔も記憶に残ること請け合いです。
惜しむらくは、この映画のパクり元である「スター・トレック」を僕が全く知らないこと。知らなくても十分楽しめる映画だとは思いますが、知っていればもっと楽しめたかなと。ともあれSF映画ファンなら必見の一本です。
監督:ディーン・パリソット
出演:ティム・アレン、シガニー・ウィーバー、アラン・リックマン、トニー・シャローブ、ダリル・ミッチェル
20060102 | レビュー(評価別) > ★★★ | - | -