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フランケンウィニー

 ティム・バートンが初めてプロの俳優を起用して撮影した短編ファンタジー映画。非常に高い完成度ながら、ディズニー映画としてはあまりにダークすぎるためか「バットマン リターンズ」の公開直前までお蔵入りにされていたという、いわくつきの作品です。

 物語自体は「シザーハンズ」を彷彿とさせますが、モノクロで撮られているのとストレートなフランケンシュタインものということで、より怪奇映画に近い印象を受けました。ツギハギになって復活する愛犬スパーキーはグロテスクな外見ですが、不思議と愛らしさすら感じます。さらに墓地やゴルフ場のなどのセットに対するこだわり、郊外に暮らす排他的な人々など、後のバートン作品を彩る要素が既に登場していて、彼の才能を感じられる内容でした。
 主演の男の子は「ネバーエンディング・ストーリー」のバスチアン、さらにお母さんは「シャイニング」の奥さんと、キャストもなかなか面白い人を起用しています。30分足らずの短編ですが、バートン映画が好きな人なら、ぜひ。

監督:ティム・バートン
出演:バレット・オリヴァー、ダニエル・スターン、シェリー・デュヴァル
20051029 | レビュー(評価別) > ★★★ | comments (0) | trackbacks (0)
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