ジュラシック・パーク

登場する恐竜は全てマペット(機械駆動の人形)かCGで、着ぐるみが一つもないというのは恐竜映画にとっては革命的なこと。実物大ティラノサウルス・レックスのマペットまで作ったというスピルバーグの力の入れ様は凄いの一言に尽きます。アクションシーンの撮り方に突出したものはありませんが、素材の良さを殺さないそつの無さは良かった。サム・ニールやジェフ・ゴールドブラムなど、もうお父さん世代になってしまったかつての若手スターが、主役級で出演しているのも嬉しいところ。ストーリーはグダグダだし、映画の構造も数多のジェットコースター・ムービーと大差ありませんが、とにかく大迫力の恐竜たちが画面の中を暴れ回っているというだけで感動モノでした。
とにかく恐竜好きなら、一度は観ておくべきでしょう。この作品以降、ハリウッドではCGを使ってどんなシーンでも実現できるようになってしまいましたが、この作品を観たときほどの感動はもう得られないでしょう。それだけインパクトがあった映画でした。

監督:スティーヴン・スピルバーグ
原作:マイケル・クライトン
出演:サム・ニール、ローラ・ダーン、ジェフ・ゴールドブラム、サミュエル・L・ジャクソン、リチャード・アッテンボロー

20060401 | レビュー(評価別) > ★★ | - | -