ブリジット・ジョーンズの日記
同名のベストセラー小説を、これまた女性のシャロン・マグワイア監督で映画化した話題作。イギリスでは社会現象化したというほどの人気小説ですが、映画自体はオーソドックスな恋愛モノでした。
原作のキワモノ性は聞き及んでいたので、当たり障り無い主人公の行動やラストにちょっとがっかり。テンポ良く進むストーリーとセンスの良い音楽で飽きさせませんが、どうにも主人公ブリジットの魅力が分かりません。こんなことで「女性の本音!」とか叫ばれても、「そんな浅い生き方で本当に満足なのか?」と逆に聴きたくなります。ドタバタ劇は笑えるし、結末にも特に異論はありませんが、何となくご都合主義だなあと思ってしまいました。
しかし、この映画の見どころは、誰が何と言おうとヒュー・グラントです。本人をモデルにしたというダニエル役を、ヒュー・グラント自身が演じている上に、それがとんでもないプレイボーイで驚きました。それまでの「うぶな好青年」というイメージとは正反対なキャラクターで、見る前は違和感ばかりでしたが映画を観てみて納得。これだけでも拍手喝采の内容で、上映中はずっとヒューばかり見ていました。
精神性については共感できませんが、映画としての出来は悪くないし、ヒュー・グラントの意外な一面も楽しめたので差し引きゼロ、ということで……。
監督:シャロン・マグアイア
原作:ヘレン・フィールディング
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント
原作のキワモノ性は聞き及んでいたので、当たり障り無い主人公の行動やラストにちょっとがっかり。テンポ良く進むストーリーとセンスの良い音楽で飽きさせませんが、どうにも主人公ブリジットの魅力が分かりません。こんなことで「女性の本音!」とか叫ばれても、「そんな浅い生き方で本当に満足なのか?」と逆に聴きたくなります。ドタバタ劇は笑えるし、結末にも特に異論はありませんが、何となくご都合主義だなあと思ってしまいました。
しかし、この映画の見どころは、誰が何と言おうとヒュー・グラントです。本人をモデルにしたというダニエル役を、ヒュー・グラント自身が演じている上に、それがとんでもないプレイボーイで驚きました。それまでの「うぶな好青年」というイメージとは正反対なキャラクターで、見る前は違和感ばかりでしたが映画を観てみて納得。これだけでも拍手喝采の内容で、上映中はずっとヒューばかり見ていました。
精神性については共感できませんが、映画としての出来は悪くないし、ヒュー・グラントの意外な一面も楽しめたので差し引きゼロ、ということで……。
監督:シャロン・マグアイア
原作:ヘレン・フィールディング
出演:レニー・ゼルウィガー、コリン・ファース、ヒュー・グラント
Comments
わしは女だが、わしの本音はこんなではないし。
うちのレネーの記事にTBしていただけたらうれしいです。
割と笑えましたね。館内に笑いが巻き起こってました。
喜劇として観れば上出来だと思いました
これは、僕の主観です。お気に触らないで下さい
レニーは、太ったり、痩せたり大変ですね。
理解できないですよねえ。むしろこんなこと言われたら迷惑、という女性も多いのでは。
「この映画を観て幻滅するようではダメ」という売り文句をチラホラ見かけましたが、僕は「こんな事を平気でやるような女性には幻滅しても構わない」と思っています。もちろん、同じ事は男性にも言えますが。電車内でよく見る、靴下ズリ落ちたまま臆面もなくスポーツ紙を読むオヤジとか……ううう。
トラックバック、喜んでさせて頂きます〜。
> hiro さん
そうそう、笑えるだけなら笑えるんですよ。俳優も悪くないし。でも、なんとなく「女性ってどうせこんなことばかり考えてるんでしょう」という見下した感じがするのがイヤなのです。「女性のための映画」のはずなんですが…。